問題を起こすぐらいなら成人式はやらない方がいい

以前、こちらの記事で成人式の開催意義を理解できないことを述べた。

真剣に考えたが、やはり成人式の開催意義を理解出来ない - この世の中を眺めて

あれから成人式の当日になってみれば、やはりそれに追い討ちをかける問題が必ず起きる。

誰かがふざけて逮捕される。

もうこれは毎年恒例の事件で、最早呆れることすらできなくなった。

そうは言っても、今回茨城県つくば市の成人式では、自分が知る限りの範囲で過去最悪の態度をとる男子グループがいた。

彼らは式中にステージに上がり、式を混乱させた。その後のインタビューでのコメントは、「自分が楽しければそれでいい。周りは関係ない」。

自分のことしか頭がない、社会性のない人間である。

彼らはこのような行動を「つくば市の『文化』」と言い張っている。しかし、文化という言葉は、何かを言い訳する時には使いやすいが、結局今回の事件の発端となっている行動は、たかが一部の「集団」のみに根付いているだけの「習慣」に過ぎない。そんなものを「文化」とは言わない。

上記のURLで、私は「大人の自覚は本人の意思次第にすべき」と述べた。

今回の事件を見て分かるように、いくら実年齢が20歳でも、精神年齢が20歳ではない馬鹿がいる。そんな状況で成人式を開いても、精神年齢が身体に追いついていない人間が、大人の行動をできるわけがない。人間は、「大人の自覚をしろ」と言われて自覚するとは限らないのだ。

だからこそ、大人の自覚は本人の意思次第にすべきだ。